会長挨拶
栃木県老人福祉施設協議会のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
皆様方におかれましては、日頃より当会の運営や活動に際し、ご理解とご協力を賜りまして厚く御礼申し上げます。
当ホームページは、会員相互の交流を図るために、会員施設のご紹介、皆様に役立つ各種の情報、研修会や会議の開催、県内高齢者福祉施設の活動等を掲載してまいりました。
さて、新しい元号がスタートした令和元年は、台風 19 号により県内高齢者福祉施設で甚大な被害を受け、「令和 2 年 7 月豪雨被害」では九州各地の高齢者施設も大きな被害を受けており、復旧・復興に向けて長期的な支援も必要になっております。加えて、新型コロナウイルス感染症が日本はもとより世界に拡大し、猛威を振るい続けております。栃木県内では、感染症対策の最前線において、日々、最大限の予防を徹底し、介護従事者がウイルスの感染を食い止めるため尽力しています。この介護従事者の頑張りが、介護崩壊を防ぎ、ひいては最後の砦である医療の崩壊を少なからず防いでいる要因のひとつととらえております。
このような中、介護の現場では、職員が集まらず、離職率も高く、人材が定着しないという慢性的な介護人材不足が続いております。さらに、高齢者人口、老齢者世帯が増加しており、これからの高齢者施設はどうあるべきかが問われる状況となりつつあります。
当協議会では、行政や関係団体と協力しながら、高齢者が安心して暮らせ、介護職員が働きやすい環境の整備に取り組んでいきたいと考えております。
その一つとして、今般、ホームページをリニューアルし、多くの皆様とつながりつつ、会員のご協力をいただきながら、栃木県の高齢者福祉の充実発展を図りたいと考えております。
これからも皆様方のお役に立つ情報やお知らせを発信してまいりますので、是非ご活用くださるようお願い申し上げます。
令和3年3月
一般社団法人
栃木県老人福祉施設協議会